結婚難 男女の本音』(AERA 2005年1月3-10日号)

【見出し】
独身男女1200人に徹底調査
結婚したくないわけじゃない。独りの不安がよぎることもある。
でも結婚するには譲れない条件がある。20代、30代の男女の半数以上が
未婚の時代。結婚しない心理を徹底調査した。

【記事概要】
全国の20代、30代の学生を除く独身男女に結婚についてアンケートを
実施した。

調査では男女とも8割が「結婚したい」。だがその一方で男性の4割
女性の5割が「できないかもと不安」を感じている。

際立つのは30代女性。20代30代男女の中で唯一、「できると思う」という
自信派を不安派が上回った。

では、弱気なのか、といえばそうでもない。
そもそも、「結婚しなくてもよい」人が他のカテゴリーよりも多い。
さらに、結婚はメリットかデメリットかという質問でも、30代女性だけは
デメリット派がメリツト派をダブルスコアで上回った。


アンケートからは「オレについてこい型」の男性がほとんど存在しなく
なっていることが浮かび上がってくる。
「年収が上の女性と結婚できるか」を男性に聞いたところ、8割が
「いくら上でもできる」。夫が家事を担い、女性が外で働く「主夫」に
ついても男性の6割が「あり」と回答した。

女性陣はむしろ反対。「年収がしたの男性と結婚できるか」と聞いた
ところ、「いくら下でもできる」という人は1割。少しでも下なら
「結婚できない」女性が4割に達した。
主夫も6割超が「望まない」「絶対許せない」と答えた。

見えてくるのは、経済力のある「負け犬」が好きな男性と、そんな男性
には見向きもしない女性の構図−。

東京学芸大の山田正弘教授は言う。「結婚の意識が変わっていないのは
むしろ女性の方。どんなキャリア女性に聞いても、自分のためには働き
たいが夫や子供を養うほどに、とは思っていない。」

かといって、男性の意識が完全にリベラル化したわけでは決してない。
結婚相手の理想像は「1〜3歳年下でやさしく気配りができる女性」
とべたべたの従来型。
ちなみに女性の理想は「1〜3歳年上のやさしく頼りがいのある男性」
で、こちらも負けず劣らず従来型のようだ。
 
結婚相手に重視する条件は、性格を除けば、男女とも「金銭感覚」が1位。
絶対に結婚したくないタイプは、男女とも「金遣いが荒い」が1位。
やはり結婚は経済問題なのだ―。

年収700万円以上の高収入層の男性にとって、結婚相手に求める条件は
金銭感覚より容姿がずっと上。
だが、その一部層を除けば、男性全体では金銭感覚が容姿より重視される。
どんなに美人でも自分で稼げなければ結婚できない時代なのである。

アンケートでは、男女とも年収が高いほど適齢期を気にしない傾向が出た。

女性たちが高スペック男を求めるのは結婚して経済的に楽な生活をすること
だけが主な理由ではないと精神科医の香山リカ氏は言う。「結婚はいわば一種の
自己確認。プロポーズされて選ばれたという勝利の感覚を味わうことが大事。
ハイレベルな男性に選ばれなければ満足感はない。」


独身男女の恋愛パワー減少傾向は数字でも明らか。いまつきあっている人が
いない男性は6割超、女性は約半数。異性との出会い自体、「ない」人が
「ある」人を上回っている。

さらに親がいつまでも子供を養うパラサイトシングルは増え、ますます結婚は
遠くなる。

結婚難時代が変調する兆しは、調査からはまったく感じられなかった。
2000年の国勢調査によると、20〜34歳のうち男性の68%、女性の
56%が未婚。80年代後半から上昇傾向は止まらない。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


結婚意識の男女間のミスマッチが叫ばれて久しいですが、今回のように
アンケートで数字として出てくると、「確かにねぇ」と思いますね。

ちなみに結婚のメリット、デメリットは?という問いに対して、
男女各年代とも「メリット・デメリットで考えるものではない」という
回答が過半数を超えていたので、ちょっと安心した私です。

また、籍を入れる結婚にこだわるか?という問いに約3分の1の人が
「考えたこともない」という回答をよせていて、結婚=籍を入れる、
というのがまだまだ当たり前の世の中なのだわと思いました。

メルマガ読者のAnriさんからこんなメールもいただきました。
+++++++++++++++

今日の号の・・・・・・この記事、おもしろいですね〜・・・

>『結婚難 男女の本音』前編(AERA 2005年1月3-10日号)
>見えてくるのは、経済力のある「負け犬」が好きな男性と、そんな男性
>には見向きもしない女性の構図−。
>
>東京学芸大の山田正弘教授は言う。「結婚の意識が変わっていないのは
>むしろ女性の方。どんなキャリア女性に聞いても、自分のためには働き
>たいが夫や子供を養うほどに、とは思っていない。」

わたしは、主夫がほしい!って常々思っているので、
この希望は叶うかもしれませんね!?うふふ。。。

+++++++++++++++

私の知り合いにも主夫の人がいます。「熱血主夫」として、いろいろな
メディアに紹介されて活躍中です。
 → http://plaza.rakuten.co.jp/syufugyou/

このAERAの記事には難しいように書かれてありましたが、私は「主夫」も
近いうちに市民権を得て普通のものとして広がっていくだろうと思っています。

また、経済状況が以前とは大きく変わってしまった日本で、結婚条件として経済問題が
より重要となってきているのは当然のことかもしれません。

精神的にも、経済的にも対等な夫婦関係というものがこれから主流になって
くるのでしょうか?

私がよくわからないのは、高収入の男性と結婚した女性は、その旦那の会社等が
つぶれたり、本人がリストラされたりした場合、どうするんだろう?ということ
です。 やっぱり離婚してしまうのでしょうかね?

前ページへ気になるメディア目次次ページへトップページに戻る